エアロハスのある家

2018年末、パナソニックホームズで一軒家を建てました。

エアロハスのお手入れ①

 先日、エアロハスの6ヶ月に一度のお手入れをパナソニックホームズのメンテナンス部門のスタッフの方に教えていただきながら実施しました。エアロハス本体のお手入れは6ヶ月に一度の頻度でしないといけません。エアロハスを検討されている方はパナソニックホームズの営業マンより簡単と聞いていると思います。まあ、簡単なんですが注意点はいくつかあります。私もまた半年後にしないといけません。気を付けないといけないところを忘れそうなので私のエアロハスお手入れマニュアルもかねて、今回はエアロハスのお手入れについて書いていこうと思います。

 

 

 

エアロハスの本体

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エアロハスの本体です。前面の観音扉を開けると空調ユニット部となります(真ん中の写真)。空調ユニット部は上段、中段、下段に分かれています。

上段:高性能エアコンが入っています。

中段:HEPAフィルターが入っています。

下段:温度調節された空気を送り出すミニシロッコファンと各部屋の設定温度を保つた

   めに必要な風量調整するVAVダンパーというものが入っています。

 

※下段は修理、交換時のみに使用するものなのでネジでしっかりとめられていて、簡単

 に開くことはできないようになっています。なので、開けてはいけないところです。

 

 


 エアロハスのお手入れ

 稼働から6ヶ月が過ぎると、エアロハスのコントロールパネルの『お知らせ』ボタンに新着アイコンが表示されます。

 

コントロールパネル

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 コントロールパネルです。エアロハス稼働後6ヶ月が過ぎるとコントロールパネル画面内の『お知らせ』ボタン(E)に『新着』マークが表示されます。『お知らせ』ボタンを押すとお知らせの内容が表示されます。(『お知らせ』ボタンにはお手入れ情報や異常発生時に『新着』マークがつきますので随時確認しましょう)

 今回はお手入れ情報なのでお手入れをしていきます。

 

お手入れ開始

 

①エアロハスの完全停止

 コントロールパネルの画面内の『停止』ボタンを押します。

             ↓

 『エアコン停止』ボタン と 『全停止』ボタン が表示されるので『全停止』ボタ

 ンを押して、エアロハスを完全停止させます。

   

  ※『エアコン停止』はエアコンはとまるのですが、換気システムは動いたままにな

   るので必ず『全停止』ボタンを押しましょう。

 

②循環用ルーバーのお手入れ

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エアロハス本体の観音扉の上についている循環用ルーバーに付着したほこりを掃除機で吸い取ります。

 

 ※循環用ルーバーはマグネットでついているだけなので簡単に取り外せますが、その

  まま掃除機を当てるだけでも構いません。(外すと落下防止用の金具がついている

  のですが、これが邪魔になってちょっとつけにくかったです)

 

 

③エアコンフィルターのお手入れ

 ※取扱説明書にはエアコンが自動でエアフィルターお掃除運転を行うため、通常はお

  手入れ不要ですと記載があります。汚れがひどいときのみでいいようです。

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 空調ユニット部上段の扉を開けます(ロック金具の底側を押しながらロック金具の引

 っ掛かりを解除します)
   

                  

 

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エアコンの電源プラグを抜きます。

 

                  

 

 

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エアコンの全面パネルを手前に引いて開けます(写真:真中)         

               

表示部カバー(エアコン下部のカバー)を下方向に開けます(写真:右)

 

               

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エアコンのフィルター(左右2枚)を外します

 ※フィルターの網の部分は非常に弱いです。必ずプラスチックの枠の部分を持って外

  しましょう

 ※フィルターは少し外しにくいです。無理に外そうとすると網部分がカバーの出っ張

  りに引っ掛かりそうになるので注意

 ※フィルターには『右』と『左』がありますのでフィルターお手入れ後は注意してく

  ださい。フィルターに『右』『左』が書いてあります

 

                    

 

フィルターに付着したほこりを掃除機で吸い取ります

 ※汚れがひどいときは薄めた中性洗剤でつけ置き洗いをしてください

 ※使ってはいけないもの:タワシのような硬いもの、シンナー、磨き粉、漂白剤

             40℃以上のお湯

 ※洗浄後は室内で自然乾燥してください。ドライヤー、ストーブ、直射日光はNG

 

 

                    

左右それぞれの フィルターをエアコン本体の溝に合わせて入れていきます

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※しっかり溝(グレーのプラスチックの両端の溝です)にフィルターの左右両端を合わせて丁寧に入れていってください

 (少し入れにくいです)

                    

フィルタを奥まで入れたらフィルター左右の(▶◀)部分をカチッというまで押さえます

                    

表示部カバーを閉じてから、全面パネルを閉じます

                    

空調ユニット部上段の扉を閉める(ロック金具を引っかけてしっかり固定する)

 

 

 

 ④HEPAフィルターのお手入れ(同時に⑤エアコンダストボックスのお手入れもすると

 いいです)

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空調ユニット部中段の扉のロックを外し開ける

 

                    

 

HEPAフィルターが4枚入っています。1枚ずつ取り外してお手入れします

 

                    

 

HEPAフィルターには黒い面と白い面があります。白い面はお手入れしてはいけません。

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※ギュッと握らないように注意してください

 

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黒い面のほこりを掃除機で吸い取ります

※水洗いは破損の原因となるのでしてはいけません

 

                   

レールに合わせてHEPAフィルターを奥まで差し込みます

 ※パッキンのついてない側面を上にして差し込みます

 ※白い面が下向きになるようにして隣のHEPAフィルターと面合わせになるように差

  し込みます(黒白・白黒・黒白・白黒)

 

⑤エアコンダストボックスのお手入れ

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右端のHEPAフィルターの隣にある白いボックスがエアコンダストボックスです

                   ↓

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右端のHEPAフィルターを取り外します

                

エアコンダストボックスを左方向に引き出して取り外します

                

エアコンダストボックス内のゴミを捨てて、布で周囲のほこりをきれいに拭き取ります

                

エアコンダストボックスを元の位置に取り付けます

                

空調ユニット部中段の扉を閉める(ロック金具を引っかけてしっかり固定する)

 

 

 エアロハス本体のお手入れは以上です。まだ他にお手入れしないといけないところはありますが、続きは次回書いていきます。

 

 

エアロハスと出会う

 モデルハウス2件回っただけでヘトヘトになっていましたが、最後にもう一件パナソニックホームズのモデルハウスに行きました。玄関に入るとキッチン、リビング、ダイニングが広がっていました。人は誰もおらず突っ立っていると玄関のとなりが事務所のようで、そこから男性スタッフが出てきました。

 

 「いらっしゃいませ、こちらへどうぞ」

 

 と、リビングに案内されました。そこにあるソファに腰をかけるとアンケートの記入を促されたので簡単に記入し、パナソニックホームズの特徴を聞いてみました。

 

パナソニックホームズの特徴

  • 鉄骨系プレハブの家である
  • 外壁が光触媒のタイルでメンテナンスフリー
  • 床下の空気を取り入れた換気システム
  • HEPAフィルターを採用しているのでPM2.5などの微粒子も99.97%カット
  • 室内壁には稚内珪藻土が練りこまれていて湿度調節の効果がある
  • 全館空調は各部屋の温度調節可能で電気代も安く、お手入れも簡単
  • 実大住宅加振実験では阪神大震災の4.3倍のエネルギーにも耐えた

 

 と上記の事を教えてくれました。

 私は一戸建てといえば木造で鉄骨はマンションやビルと思っていて、この時に初めて一戸建てでも鉄骨があるんだということを知りました。こんなど素人なので色々と専門用語が出てきてチンプンカンプンだったので一つ一つわからないことを教えてもらいました。

 

 鉄骨系プレハブとは?

  ⇒柱、壁、屋根、床などの部材をあらかじめ工場で生産し、それらの部材を現場で

   組み立てた家

 

 光触媒のタイル?

  ⇒表面を特殊加工したタイルで汚れがタイルに付着すると太陽光で分解され、雨に

   よってその分解物が流されるため、キレイが持続する。耐久性も高いため外壁塗

   装などのメンテナンスが必要ない

 

 なぜ床下の空気を取り入れるの?

  ⇒床下の空気は外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい特徴があるため

 

 HEPAフィルターとは?

  ⇒超高性能なフィルターで超微細な粒子もカットすることができる。工場などのク

   リーンルームでも使用されている

 

 稚内珪藻土とは?

  ⇒珪藻とは藻類の一種で珪藻土はそれの堆積した化石のこと、まわりの湿度が高い

   と水分を取り込み、まわりが乾燥すると取り込んだ水分を放出する性質が有り、

   稚内珪藻土は他の珪藻土よりもその性能が3倍ある

 

 全館空調?

  ⇒パナソニックホームズの全館空調『エアロハス』は高性能エアコン1台で家全体

   の空調を管理することができ、なおかつ各部屋の温度調節が可能であり、他のハ

   ウスメーカーの全館空調よりも電気代が安く、お手入れも簡単

 

 実大住宅加振実験?

  ⇒大林組の実験施設にて大地震、中地震合計140回の加振実験に耐え、実験装置

   の加振限界(阪神大震災の4.3倍のエネルギー)にも挑戦して、大きな損傷もなくタ

   イル一枚の落下もなかった

 

 

 

  担当者さんにいろいろと説明してもらい、

 

  「パナソニック スゲ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━!!!!」

 

 ってなりました。どれもこれも驚きだったんですが、私は『エアロハス』に興味津々でした。エアロハス本体を見せてもらいにモデルハウスの2階へと上がりました。エアロハスの設置しているという所には2枚の観音扉が有り、そこを開くとまだ本体は出てこず、さらにロックをされた扉を開くと普通にあるようなエアコンが登場しました。本当にどこの家にもあるような白いエアコンです。

 

『こんなどこにでもあるようなエアコン1台で家全体の空調管理しているのか!!!』

 

 と衝撃を受けました。高性能とはいえエアコン1台で家全体の空調管理をするという発想が凄すぎです!さすがパナソニックです!

 そのエアコンの下にはもう1枚扉があってそこにはフィルターが入っていました。そうです。HEPAフィルターです。床下から取り入れた空気が2階まで上がってこのHEPAフィルターを通って各部屋に届くのです。

 エアロハス本体を見せてもらったあと、モデルハウス内を案内してもらいました。住宅展示場内のモデルハウスなのでどの部屋も広々として豪華ですね。いつかこんな家に住みたいなと思いながら帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

住宅展示場に行ってみよう

 当時住んでいたマンション近くのモデルハウスを訪れたことがきかっけで、一戸建て購入に向けて地元のハウスメーカーと何度か話し合いをしましたが、値段交渉などうまくいかず。1ヶ月程停滞していました。一戸建て購入が衝動的に始まってしまったこともあり、他のハウスメーカーの話は全く聞いていませんでした。それはよくないなと思い、近くの住宅展示場に行ってみることにしました。

 

 駐車場に車を停めて、展示場の方に歩いていくと立派な家(展示場なので当たり前ですが)の前に中年の男性が立っていてニッコリほほ笑みかけられました。特にどのハウスメーカーに行こうとか決めてなかったので、そこのモデルハウスから回ってみることにしました。中に入ると土間が奥まで続いていてどこで靴を脱げばいいのか分からないくらい玄関が広かったことが今でも頭に残っています。アンケート記入を終え、営業の方が各部屋の案内をしてくれ、色々と説明してくれました。こちらのハウスメーカーは木質系のメーカーで2×4工法、2×6工法、ウッドパネル工法を採用しているとのこと。ウッドパネル工法とはなんぞや?と詳しく訊いてみると

 

ウッドパネル工法とは

  • 木造軸組工法を基本として面構造の強さをプラスした工法
  • 耐力壁にパワーパネルを採用し、壁面全体で力を受け止めることができるので従来の木造軸組工法より耐震性がアップ
  • 大開口部を途中の柱なしで実現可能など、設計自由度が高い。

   ※耐力壁:横からの荷重に耐える壁のこと、構造計算によりどれくらい設置しな

        いといけないか決まる

 

 とのことでした。個人的な解釈としては2×4工法と従来の木造軸組工法のいいとこどりなのかなと思いました。色々と話を聞いていると気づいたら2時間が過ぎていました。他のハウスメーカーも回りたかったので、途中で話を切り上げて次に行くことにしました。

 

 続いて2件目です。屋根が大きく、真正面から見たら屋根しか目に入ってこない和風な感じのモデルハウスに行ってみました。

 そこのハウスメーカーは檜を売りにしているようで、使用木材は檜とのこと。集合材は使わず、無垢材を使用。担当者の方はずっと檜の素晴らしさについて語っていました。

 

  • 世界最古の木造建築として有名な法隆寺も檜で建てている
  • 湿気やシロアリにも強い
  • 檜の木の香りにはリラックス作用があるため血圧の低下や快眠の効果があると言われている

 

 他にも檜の素晴らしさについて語っていましたが、忘れてしまいました。他の特徴としては棟梁システムなるものがあり、腕利きの大工さんを自社で抱えているそうで、下請けに丸投げしたりしないとのこと。また、家づくりは檜を選ぶことから始まるそうで一緒に山に入って自分で好きな檜の木を選ぶそうです。なかなかユニークなシステムです。あとは檜の無垢材は凹み傷がついても傷の部分に濡れタオルをおいてその上からアイロンを当てると元に戻ると言っていました。覚えていることは以上です。

 なんだかんだ話を聞いてモデルハウスを出ると1時間以上過ぎていてヘトヘトになっていました。疲れたしもう帰ろうかなと思ったんですが、パナソニックホームズの看板が目に入ってきました。電化製品ではパナソニック派の人間としては見てみたいと思ったので最後にパナソニックホームズのモデルハウスを見に行くことにしました。

 

次回につづきます。

家づくりは妥協!?

 こんにちは、ニッキーです。

 

 不動産の購入というのは、人生の中でも一大イベントの一つですよね。誰しも満足したいし、後悔などしたくないものです。今回、家を建てるにあたって強く感じたことの一つは、『家を建てるというのは妥協だな』ということでした。

 

『何を優先して、何を切り捨てるか?』

 

です。気に入ったハウスメーカー工務店で家を建てることが最優先という人もいれば、ど田舎で不便だけどここの土地が気に入ったからという人もいます。どれが正解でも間違いでもないとは思います。何を優先にするかは人によって違うものです。

 

 今回、私が最優先したことは『立地』です。

 日本は災害の多い国です。地震だけではなく、大雨や台風による災害も多いです。まず地震が起きても津波の心配がないところ、川が氾濫しても浸水の心配がないところ、土砂崩れの起きにくいところを選びました。各都道府県や市町村では『ハザードマップ』を発行してると思うので参考にしてみるのもいいと思いますが、ただ完全に信じてしまうのはリスクがあるんだなと思うことがありました。去年、日本に直撃した台風による高潮で不運にも浸水してしまった地域もありました。その一部の地域はハザードマップ上では高潮の心配はない地域だったのですが、猛烈な台風の前では違う結果となってしまいました。最後は自分の目で実際の土地を見て決断するしかないのですね。なかなか難しいものです。

 そして、『駅から徒歩圏内であること』も優先しました。せっかく良い家を建てても毎日の通勤が辛いものであってはたぶん後悔するだろうなと思いましたし、それにこれから日本はどんどん人口が減っていきます。人口が減るということは土地の価値も下がるということだと思います。大都市ではもしかしたら、大きく変わらないかもしれませんが、私が住む地方の田舎では土地の価値は下がるだろうと思います。もし将来何らかの理由で家を手放さなくてはならなくなったときに全く売れないという状況は避けたいです。まあ、ずっと住むつもりなので売る気はないんですけどね。後、当たり前ですが、快速や急行が止まる、ラッシュ時座っていけるという点もつけば尚良しです。

 

 あとは予算と相談しながら何を優先して、何を妥協するかなんですが・・・。

基本的には『つけたいものはつけておく』というのが私の考えです。

『何言ってんだこいつ!』

って言われそうですが、後悔するかしないかの分岐点になると思います。家が出来上がってそこに住み、最初は『新しい家』という嬉しさで感じないかもしれませんが、のちのち『やっぱ、つけとけば良かったな・・・』と思う瞬間が訪れます。一回だけならまだいいんですが、何かを見るたびに後悔したりします。そこに住んでいる限りそれがずっと続くのは、なかなか辛いです。後からつけることができるものならいいですが、最初につけておかないとどうしようもできないものもあります。金額的に全く手が出せないものなら諦めがつきますが、『ちょっと頑張ったら手が届く』というものはつけておくべです。少なくともハウスメーカーとの最初の頃の打ち合わせの時点では取り除く必要はありません。つけておきたいものは取り敢えずつけておきましょう。無理なものは打ち合わせの最後の段階(パナソニックホームズでは発注期限のギリギリまで待ってくれました。メーカーによっていつまで変更が可能か違うと思うのでそこは確認してください)で取り除いたらいいと思います。私もいくつか後悔しているものがあります・・・。

 

 また私が何を取り入れて、何を諦めたのかはのちのち書いていこうと思っていますので是非是非読んでやってください。

では、また!

 

 

家づくりは突然に!

こんにちは、ブログ初心者のニッキーです。

 

 何から書いていったらいいのかわからないんですが、今回は一戸建て購入に至ったきっかけを書いていこうと思います。

 

 今回一戸建てを購入する前は分譲マンションに住んでいました。そのマンションの近くで地元のハウスメーカーが30区画ほど宅地造成をし、その中の一つにモデルハウスを作っていました。去年の3月頃、そのモデルハウスをなんとなしに行ったことが今回の家づくりのきっかけです。

 

 モデルハウスを見学させてもらった後、営業の方から色々とその家についての話を聞きました。その中で「ZEH」と「2×4工法」いうワードを初めて聞き、色々と詳しく説明をしてくれました。

 

説明してくれた内容は以下のとおりです。

ZEHとは

  • net  Zero Energy House の略でZEH(ゼッチ)と呼ぶ
  • 断熱性能、省エネ性能を上げ、なおかつ創エネで年間の家のエネルギー量の収支を概ねゼロ以下にして快適で環境に優しい家のこと
  • 断熱性能を上げるには、断熱材を隙間なく詰める、窓の総面積を必要最小限にする、アルゴンガス入りのペアガラスや樹脂サッシなどする採用など
  • 省エネ性能を上げるには、熱交換換気システム、高効率エアコン、高効率給湯器、LED照明などの採用
  • 創エネにはソーラーパネルの採用
  • 家の中では温暖さがないのでヒートショック対策に有効

 

2×4工法とは

  • 家を建てる時に使用される角材のサイズが2インチ×4インチで、この角材に合板を張り合わせて6面体を形成し、箱状のの空間をつくる
  • 使用される角材のサイズにより2×6工法、2×8工法などがある
  • 在来工法と呼ばれる木造軸組工法が線で家を支えるのに対し、2×4工法は面で家を支える
  • 耐震性、耐風性、耐火性、気密性、断熱性に優れる
  • 高耐火性により火災保険の費用を安く抑えることができる
  • 在来工法よりも比較的工期が短く、職人間での技術の差が小さい
  • 在来工法に比べて開口部を大きくとるのが難しい。
  • 将来のリホームで増築するのが難しい。

 

 見せてもらったモデルハウスも2×6工法でZEH対応の家ということでした。そのときは3月でまだけっこう外は寒かったのですが、エアコン1台だけ稼働しているだけでも家全体が温かくドアを閉めると外の音もほぼ聞こえなくなりました。

 

 私自身、小さいころ一戸建てに住んでいて、冬の一戸建ては寒いイメージだったのですが、こちらのモデルハウスの中に入ると大きくイメージが変わりました。

 

 『今の家ってすごいんだなあ!!』と大きく驚かされ、『一戸建ていいなあ!!』と心が動いていきました。

 

 そこのモデルハウスは1区画60坪で家の建坪は35坪とのことで駐車スペース2台分取っても十分な広さの庭もありました。ひな壇構造の土地で2階に上がれば眺望もよかったです。

 ここに来るまで一戸建てなんて興味なかったのにこのモデルハウスに訪れた後は

 

『マンション売って買おうかな!』

 

となっていました。

こんな感じで私の家づくりが始まっていきました。

はじめまして

 この度、ブログを始めることにしましたニッキーです。

 昨年末にパナソニックホームズのカサートSで一軒家を建てました。もうすでに引っ越して半年ほど経ちます。

 

「半年も経って、今更マイホームブログを書くのかよ!」

 

 と思われるかもしれませんが、今回一軒家を建てるにあたり、たくさんのマイホームブログを拝見し、大いに参考にさせていただきました。そのおかげもあり満足のいく家を建てることができました。包み隠さず教えてくれた多くのブロガーの方に大変感謝しています。私もこれから家を建てる人にフィードバックしたいと思い、この度マイホームブログを始めることにしました。

 

 「家を建てる」というのは人生の一大イベントです。どんな人も「いい家を建てたい」、「欠陥住宅を建てたくない」と思っていて、不安と希望が入り乱れながらハウスメーカーと契約し、家の完成を待ちます。私のブログを通してこれから家を建てる方の不安や疑問を解消する一助になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m