住宅展示場に行ってみよう
当時住んでいたマンション近くのモデルハウスを訪れたことがきかっけで、一戸建て購入に向けて地元のハウスメーカーと何度か話し合いをしましたが、値段交渉などうまくいかず。1ヶ月程停滞していました。一戸建て購入が衝動的に始まってしまったこともあり、他のハウスメーカーの話は全く聞いていませんでした。それはよくないなと思い、近くの住宅展示場に行ってみることにしました。
駐車場に車を停めて、展示場の方に歩いていくと立派な家(展示場なので当たり前ですが)の前に中年の男性が立っていてニッコリほほ笑みかけられました。特にどのハウスメーカーに行こうとか決めてなかったので、そこのモデルハウスから回ってみることにしました。中に入ると土間が奥まで続いていてどこで靴を脱げばいいのか分からないくらい玄関が広かったことが今でも頭に残っています。アンケート記入を終え、営業の方が各部屋の案内をしてくれ、色々と説明してくれました。こちらのハウスメーカーは木質系のメーカーで2×4工法、2×6工法、ウッドパネル工法を採用しているとのこと。ウッドパネル工法とはなんぞや?と詳しく訊いてみると
ウッドパネル工法とは
- 木造軸組工法を基本として面構造の強さをプラスした工法
- 耐力壁にパワーパネルを採用し、壁面全体で力を受け止めることができるので従来の木造軸組工法より耐震性がアップ
- 大開口部を途中の柱なしで実現可能など、設計自由度が高い。
※耐力壁:横からの荷重に耐える壁のこと、構造計算によりどれくらい設置しな
いといけないか決まる
とのことでした。個人的な解釈としては2×4工法と従来の木造軸組工法のいいとこどりなのかなと思いました。色々と話を聞いていると気づいたら2時間が過ぎていました。他のハウスメーカーも回りたかったので、途中で話を切り上げて次に行くことにしました。
続いて2件目です。屋根が大きく、真正面から見たら屋根しか目に入ってこない和風な感じのモデルハウスに行ってみました。
そこのハウスメーカーは檜を売りにしているようで、使用木材は檜とのこと。集合材は使わず、無垢材を使用。担当者の方はずっと檜の素晴らしさについて語っていました。
- 世界最古の木造建築として有名な法隆寺も檜で建てている
- 湿気やシロアリにも強い
- 檜の木の香りにはリラックス作用があるため血圧の低下や快眠の効果があると言われている
他にも檜の素晴らしさについて語っていましたが、忘れてしまいました。他の特徴としては棟梁システムなるものがあり、腕利きの大工さんを自社で抱えているそうで、下請けに丸投げしたりしないとのこと。また、家づくりは檜を選ぶことから始まるそうで一緒に山に入って自分で好きな檜の木を選ぶそうです。なかなかユニークなシステムです。あとは檜の無垢材は凹み傷がついても傷の部分に濡れタオルをおいてその上からアイロンを当てると元に戻ると言っていました。覚えていることは以上です。
なんだかんだ話を聞いてモデルハウスを出ると1時間以上過ぎていてヘトヘトになっていました。疲れたしもう帰ろうかなと思ったんですが、パナソニックホームズの看板が目に入ってきました。電化製品ではパナソニック派の人間としては見てみたいと思ったので最後にパナソニックホームズのモデルハウスを見に行くことにしました。
次回につづきます。