なぜパナソニックホームズは布基礎なのか??②
こんにちは、ニッキーです。基礎について前回の続きを書いていきます。
前回は布基礎とベタ基礎について、その特徴、メリット・デメリット、建築的な基準値、採用しているハウスメーカーなどをネットで調べて書いたものでした。今回はその得た情報を元に『なぜパナソニックホームズは布基礎なのか??』についての私の考察を書いていきます。
earohasunoaruie-2019.hatenablog.com
布基礎採用のハウスメーカーは安全性よりもコストダウンを優先しているのか?
巷では『ベタ基礎は壁下だけでなく床下も鉄筋コンクリートでつながっているので壁下だけ鉄筋コンクリートの布基礎よりも頑丈で安全だ』、『布基礎はベタ基礎よりも安く施工できる』などとよく言われています。特にベタ基礎を採用しているハウスメーカーの営業マンは『頑丈で安全』をアピールしてくることが多いです。
確かに基礎を単体で見れば壁下も床下も鉄筋コンクリートのベタ基礎の方が頑丈な感じがします。では、布基礎を採用しているハウスメーカーは頑丈さや安全性よりも鉄筋とコンクリートの材料費の削減を優先するために布基礎を採用しているのでしょうか?
答えは『NO!!』だと考えます。それは建物の工法が『木造』なのか『鉄骨造』なのかで『布基礎』を採用するのか、『ベタ基礎』を採用するのかという違いが出てきているのだと思われます。前回の記事でも触れましたが、木造のハウスメーカーのほとんどは『ベタ基礎』を採用し、鉄骨造のハウスメーカーのほとんどは『布基礎』を採用しています。もし、絶対的に『ベタ基礎』の方が安全性に優れているのであれば、ベタ基礎を採用する鉄骨造のハウスメーカーがもう少し多くてもいいようなものです。しかし現状は大手ハウスメーカーではセキスイハイムのみがベタ基礎です。
なぜ木造はベタ基礎が多く、鉄骨造は布基礎が多いのか??
これは家の支え方の違いによるものだと思われます。木造の家でも鉄骨造の家でも耐力壁があります。耐力壁とは木造であれば筋交いの部分、鉄骨造ではブレースの部分です。耐力壁の量は構造計算により求められ、その量よりも多く設置しなければなりません。鉄骨造のブレースは木造の筋交いよりも大きな力に耐えられる構造なのだそうです。そのため鉄骨造と木造では耐力壁の量に差が出てきて木造では多く、鉄骨造では少なくなるそうです。
地震時のエネルギーは耐力壁に集中します。木造では耐力壁が多いためそれぞれの耐力壁にエネルギーが分散してバランスよく基礎に伝えることができ、それに対し鉄骨造では耐力壁が少ないため伝わったエネルギーを基礎にバランスよく伝えづらくなるようです。なので地震時のエネルギーを分散して伝えやすい木造は、面で支えるベタ基礎を採用し、分散して伝えにくい鉄骨造は線で深さのある布基礎を採用しているのではないかと思われます。
布基礎は力の集中に強い??
布基礎は根入り部分からの高さがベタ基礎よりも高いため、垂直方向からの荷重には強いと思われます。リモコンのような細長いものは横から力をかけると割れやすいですが、縦から力をかけると割れにくいです。
頑丈な基礎とはどのような基礎なのか?
基礎の頑丈さは布基礎やベタ基礎の種類の違いではなく、基礎の高さや深さや厚さ、鉄筋の太さや量の違いで決まるのではないかないでしょうか? 国が定めた最低基準のベタ基礎よりも最低基準を上回る基礎の高さや厚さ、そして最低基準よりも太い鉄筋を使った布基礎の方が私は頑丈と言えるのではないかなと思います。では、パナソニックホームズの布基礎は最低基準と比べるとどの程度のものなのでしょうか?
パナソニックホームズの布基礎
公式には立ち上がりの厚さと主筋の太さを公表しているのですが、他は詳しい数値は公表していないようです。ネットでいろいろと探してみたのですが、正確にはわかりませんでした。しかし、ある程度はわかりましたので参考値として見てください。
立ち上がりの厚さ(170mm)と主筋の太さ(19mm)は公式に発表されているので間違いないでしょう。この表の立ち上がりの高さ(450mm)は我が家の数値です。ネットで分かった基礎全体の高さは720mmということでした。根入りの深さとフーチング厚は我が家の立ち上がりの高さが450mmだったので全体の高さからそれを引くと地中に埋まっている分は270mmです。根入りの深さとフーチング厚の基準値を考慮して算出するとパナソニックホームズの根入りの深さとフーチング厚は基準値と同じ数値となりました。補助筋も公式には公表しておらず、ネットで探し当てた数値です。公式ホームページには、フーチング幅(ベース幅)と配筋は地耐力と建物仕様によると明記されています。
最低基準と比較していくと、最低基準を下回っている項目は当たり前ですがありません。下回ってしまうと違法建築になってしまいますからね(笑) 最低基準と同じ項目は『根入りの深さ』と『フーチング厚』の2項目でした。最低基準を上回っている項目は『立ち上がりの高さ』、『立ち上がりの厚さ』、『立ち上がり部の主筋』、『立ち上がり部の補助筋』、『フーチングの補助筋』の5項目です。全体7項目のうち5項目で最低基準値を上回っていました。基礎全体の高さも最低基準が570mmに対しパナソニックホームズは720mmでその差150mmです。多数の項目で最低基準を上回っているのでパナソニックホームズの基礎は丈夫に造っていると言っていいのではないでしょうか?
まとめ
基礎というのはそれぞれの建物、地盤にあったものを採用するべきものだと思います。鉄骨造に布基礎が多く、木造にベタ基礎が多いのも各ハウスメーカーが安全性を考慮した結果なのでしょう。パナソニックホームズは鉄骨造のハウスメーカーとして有名ですが、最近は木造の家も建てているようです。ちなみにパナソニックホームズの木造の家の基礎は『ベタ基礎』でした。パナソニックホームズは鉄骨造は布基礎、木造はベタ基礎が適していると考えているのでしょうね。
なぜパナソニックホームズは布基礎なのか??①
こんにちは、ニッキーです。今回は基礎について書いてみようと思います。
住宅の基礎には主に2種類あります。『布基礎』と『ベタ基礎』です。
よく『ベタ基礎は布基礎よりしっかりしていて安心ですよ』と耳にします。私も最初聞いたとき、そういう風に思っていました。『パナソニックホームズはどちらの基礎なんだろう?』と調べてみると『布基礎』でした。『大手ハウスメーカーなのに布基礎なの!』と残念な気分になったのを覚えています。この残念な気分を少しでも払拭したいと思い、自分なりに調べました。
基礎の役割
家の重さを地盤に伝えることによってしっかりと支えることが役割です。
基礎の種類
住宅の基礎には主に『布基礎』と『ベタ基礎』があります。
布基礎は逆Tの字の連続した鉄筋コンクリート構造で、家を線で支えます。基礎の内側は鉄筋コンクリートで覆いません。昔は基礎の内側は土がむき出したままのことが多かったのですが、最近は湿気とシロアリ対策のため防湿・防蟻シートを敷き、その上にコンクリートを敷き詰めます。このコンクリートには鉄筋は入っておらず、基礎としての役割はなく防湿・防蟻が目的です。
布基礎の主な基準値
立ち上がり高さ : 300mm以上
立ち上がり厚さ : 120mm以上
根入り深さ : 240mm以上かつ凍結深度以深
フーチング厚 : 150mm以上
立ち上がり部の主筋 : 上下端に径12mm以上を1本以上ずつ配置し補強筋と
緊結する
立ち上がり部の補強筋 : 径9mm以上で300mm以下の間隔で配置
フーチング幅240mm以上の時 : 径9mm以上の補強筋を300mm以下の間隔で配置
し、フーチングの両端に配置した径9mm以上の鉄
筋と緊結する
布基礎を採用しているハウスメーカー
旭化成ホームズ(鉄骨造)、積水ハウス(鉄骨・木造)、ダイワハウス(鉄骨造)、
トヨタホーム(鉄骨造)、パナソニックホームズ(鉄骨造)、ミサワホーム(鉄骨
布基礎を採用しているメーカーは主に鉄骨造のハウスメーカーが多いようです。一条工務店は基本的に布基礎ですが、オプションでベタ基礎に変更可能とのことです。
布基礎のメリット・デメリット
メリット
- ベタ基礎よりも鉄筋及びコンクリートを使わない分、材料費を抑えることができる。
- ベタ基礎に比べて根入り部分からの高さがあるため縦から集中してかかる荷重を受け止めやすい。
- ベタ基礎に比べてコンクリートを使わない分軽いため地盤に対する負荷は軽い。
- 寒冷地では布基礎のほうが向いている?(凍結深度よりも深く掘って設置しなければならず、余計に材料費と残土処理費がかかるため布基礎のほうがよりコストパフォーマンスに優れてくる?)
デメリット
- ベタ基礎に比べて作業工程が多いので手間がかかる
- 地面がむき出しの場合、湿気とシロアリによる腐食被害を受けやすい。
→防湿・防蟻シート及びコンクリートを敷くことで対策することが可能
- 地盤が不安定なところでは沈下しやすい
→地盤改良工事が必要(ベタ基礎でも必要では?)
ベタ基礎は基礎の立ち上がり部分だけでなく 、底面部分も連続した鉄筋コンクリート構造です。布基礎が家を線で支えるのに対し、ベタ基礎は家を面で支えます。基礎の内側も鉄筋コンクリートで覆われるため土のむき出しはありません。
ベタ基礎の主な最低基準値
立ち上がりの高さ : 300mm以上
立ち上がりの厚さ : 120mm以上
根入りの深さ : 120mm以上かつ凍結深度以深
スラブ厚 : 120mm以上
立ち上がり部の主筋 : 上下端に径12mm以上を1本以上ずつ配置し補強筋と
緊結する
立ち上がり部の補強筋 : 径9mm以上で300mm以下の間隔で配置
スラブの補強筋 : 径9mm以上で縦横に300mm以下の間隔で配置
ベタ基礎を採用しているハウスメーカー
住友不動産(木造)、住友林業(木造)、セキスイハイム(鉄骨造・木造)、ダイワ
ハウス(木造)、タマホーム(木造)、ヤマダホームズ(木造)、クレバリーホーム
ベタ基礎を採用しているハウスメーカーは主に木造のハウスメーカーが多いようです。ダイワハウスでは鉄骨造は布基礎、木造はベタ基礎と使い分けているようです。
ベタ基礎のメリット・デメリット
メリット
- 全面が鉄筋コンクリートなので土のむき出しがないため、シロアリや湿気の腐食被害を受けにくい。
- 家を面で支えることにより地盤に対する荷重は均等になるため沈下を起こしにくい。
- 布基礎に比べて工事の手間がかからない。
デメリット
- 布基礎に比べて鉄筋やコンクリートを多く使用するので材料費がかかる。
- 布基礎に比べて根入りの深さが浅く、根入り部分~立ち上がり部分までの高さは短いため、縦方向からの不均一な荷重の受け止めは得意でない??
間取りの要望
10万円で仮押さえした土地は、住宅街入口の高台になったところです。土地の広さは55坪で1400万ほど、南側は駅へと続く道路に面していて北側は住宅街の生活道路に面しています。生活道路は幅6mと広めです。駅へと続く道路は多少交通量は多めですが、田舎の駅なので騒音等はたいしたことありません。朝夕のラッシュ時に送り迎えの車が増えるくらいです。パナソニックホームズで話を進めるにあたり、下記の要望を出しました。
- 家をコの字型で中庭を作って欲しい。
- 1階は広めに作って、2階は狭めでいい(建坪35~40くらいで)。
- シューズインクロークとパントリーを作って欲しい。
- シューズインクロークとパントリーとキッチンを隣同士くっつけて欲しい。
- 家相・風水を考えた間取りを考えて欲しい。
- 部屋数は4つ以上
- ZEHで建てて欲しい。
- エアロハスの採用
- キラテックの採用
- 2階にも小さな洗面台がほしい。
- 風呂場は広めのサイズで
- ソーラーをできるだけ載せる。
- 室内干しができる空間が欲しい。
- 部屋は全部洋室で
とりあえず、こうしたいっていう要望は出来る出来ないは別にして全部出しました。
- は母も私も中庭のある家に憧れがあったので要望してみました。
- は母もそこそこ高齢なので平屋のような使い勝手を考えました。母の寝室を1階、私の寝室を2階みたいな感じです。
- は母がけっこうな数の靴を持っているのでしっかり収納できるようにと思い要望しました。当時住んでいたマンションでは靴箱に収まり切れていませんでしたので・・・。
- は最初考えていた地元のハウスメーカーのモデルハウスの間取りで、玄関に入るとシューズインクロークがあり、そのシューズインクロークの隣にはパントリーがあり、その奥にはキッチンへとつながっていました。シューズインクロークからでも靴を脱いで中に入ることができ、ドアは一つですが玄関が2つあるようなイメージです。買ってきた食材をシューズインクロークを通ってパントリーにすぐに運べてすごく便利な間取りでした。さらに隣がキッチンなので動線が楽です。なので要望しました。
- は私はそこまでこだわっていないのですが、母が家相や風水を気にしていたので要望しました。
- は2階建てで部屋が4つ以上ないと将来もし売ろうと思ったときに売れないかなと思い要望しました。
- は最近の流行りですし、家の中にいる間は快適にしたかったですし、ZEHの補助金が70万円ほどあるので要望しました。
- は私がエアロハスを気に入っていたからです。エアロハスがなかったらパナソニックホームズで家を建ててなかったと言っても過言ではありません。
- はパナソニックホームズで家を建てる時点で外す理由がないですね。外壁のメンテナンスフリーは魅力的です。
- は母も私もトイレ後の手洗いはトイレの外でしたい派なので要望しました。
- は当時住んでいたマンションの風呂場が広めだったので、家を建て暮らし始めたら当時のマンションの風呂場の広さに慣れているので窮屈に感じるだろうなと思いました。当時住んでいたマンションの風呂場が広くなかったら要望していませんでした。
- はZEHを希望していたのでソーラーを載せることは必須条件になりますが、月々の電気代を安くしたいのと停電時に有効だということもあり要望しました。
- は母が室内干し派なので要望しました。
- は特に和室を欲しいと思っていなかったためです。もし畳の部屋が欲しければフローリングの上に畳を敷けばいいかと思いました。
パナソニックホームズの担当者に上記の要望を出して図面を作ってもらうことになりました。
私が最初イメージしていた間取りはこれです。ちなみに家相や風水はまったく考慮していません。
1階
2階
土地決定!?
どうもニッキーです。今日は土地探しの前回の続きです。
私が見に行った土地は当時住んでいたマンションから車で約30分ほど離れたところでした。駅前はちょっとだけ栄えてるような感じで大きな総合病院とコンビニ、小さなスーパーがある程度です。当時住んでいたマンションの最寄駅よりも断然田舎ですが、最低限のものはあるなという印象です。駅の出入り口は北口と南口の2つで北口はその栄えている方で、南口はお店一つ何もありません。バスロータリーとタクシー乗り場があるだけです。で、URが宅地造成したところは何もない南口側です。駅を出ると田んぼや畑があり、高台に新興住宅地が広がっています。大きな高い建物もないので街並みはスカッとしていて気持ちのいいところだなという印象です。
パナソニックホームズが持っている土地は
①駅から徒歩7分
②駅から徒歩18分
の2箇所です。まずは①の分譲地を見に行きました。
①の分譲地はまだ宅地造成が終わったばっかりで家はまだ建っていませんが、各土地に値段と面積が書いてある看板があり、それぞれ見て行くと土地の広さが50坪~55坪で値段が1300万~1500万くらいでした。いくつかの看板には『済』のラベルが貼ってあり、けっこう売れていっているようです。①の分譲地は住宅街の入口になるところで、しかも高台にあるので大通りに面している土地は前に遮るものがないので見晴らしが抜群でした。
②の分譲地は周りはほぼ家が建っていてパナソニックホームズの分譲地は3区画残ってる状態です。土地の広さは61坪で値段が1600万で角地の1区画は1800万ほどでした。土地が広いからなのか②の分譲地の方が高いです。駅までは徒歩18分ですが、5分ほど歩いたところにバス停はあります。②の分譲地は住宅街の中の方にあるので見晴らしは①の分譲地のようによくありません。ただ、周りは住宅なので静かなところです。
南口の駅前は何もありませんが、住宅街の中にはコンビニ、ドラッグストア、クリニックや動物病院、個人経営のカフェやパン屋さんなどがあり、それなりにお店が揃っています。また1年後には大きなスーパーができるようです。電車は朝夕の通勤・帰宅時間帯には1時間に4本、それ以外は1時間に2本の発着と当時住んでいたマンションの最寄駅よりの半分以下と少ないです。都心部までは乗車時間が約50分ほどかかります。玄関を出てから都心部までの通勤時間は1時間15分くらいでしょうか?当時住んでいたマンションで約1時間ほどでしたので約15分ほど延びます。しかし快速急行の停車駅で終点の手前の駅なので、どんな時間帯でもほぼ座って行けるとういう点が魅力的です。また駅前には駐輪場があり値段は無料です。24時間で300円のコインパーキングもあります。田舎は田舎ですけど便利のいい田舎と言ったところでしょうか。当時住んでいたマンションよりも不便になりますが、その分土地の値段が安いので許容範囲です。
個人的には『結構いいんじゃない!?』という感想です。
他の駅で手が届く土地の値段のところはなさそうなのはもう分かっていたので、この2つのどちらかで話を進めていくしかありません。
『さて、どちらがいいのか?』
①の分譲地の魅力は駅まで徒歩7分で見晴らしが良い、②の分譲地の魅力は土地が広いというころです。②の分譲地の土地の広さに魅力は感じたのですが、少し狭くても駅により近い方が良いかと思い、①の分譲地で話を進めることにしました。見晴らしも抜群ですしね。
後日、パナソニックホームズの担当者に①の分譲地で話を進めたいことを伝え、10万円でその土地の仮押さえをしてもらいました。
土地が探し
一戸建て購入のきっかけとなった地元ハウスメーカーとはご縁がありませんでしたが、一戸建てを建てるという思いは消えることはなく、日に日に強くなっていました。私の第一希望は当時住んでいたマンションの周辺での土地でした。前回の記事でも書きましたが、快速急行の停車駅で近くには大規模なショッピングモールもあり大変便利なところでしたのでそこから離れる気はありませんでしたが、駅近で売りに出している土地がほとんどなく、あっても高すぎて手が出ませんでした。なのでその近辺を諦めて他の場所を探すことにしました。
私が求めた土地の条件は下記のとおりです。
私は不動産を購入するときは将来売却しないといけなくなった場合に売りに出したらすぐに売れるようなところを探して買います。人生何が起きるかわかりませんからね。
とりあえず上記の条件で土地を探します。生活圏はそんなに大きく変えたくなかったので、当時住んでいた沿線の快速停車駅をひとつひとつネットで探していきましたがどこも高く、手が出ませんでした・・・。
やっぱり、そんな好条件はどこも高いですね。
困ってしまったので、また住宅展示場のパナソニックホームズのモデルハウスに行って相談することにしました。
早速、次の休みの日にパナソニックホームズのモデルハウスを訪ねました。前回いろいろと説明してくれた担当者さんにどこかいい土地がないか訊いてみると、
『電車の本数が減っても大丈夫なら、希望の条件に合うところはありますよ』
といいお返事が帰ってきたではありませんか!
詳しく話を聞くとURが宅地造成したところで、現在一戸建てが建ちまくっていて人気のエリアですよとのこと。そこにパナソニックホームズも分譲地を持っていて、いかがですかと提案されました。
私は希望の条件に合致するなら是非是非と思っていたので、今から案内して欲しいと伝えたところ、このあと他のお客さんの打ち合わせがあるので今からは難しいとの返答。なので、住所を教えてもらって自分で行くことにしました。
パナソニックホームズが持っている土地は2箇所あり、一つは駅から徒歩7分、もう一つは駅から徒歩18分のところでした。
また次回続きを書きます。
土地を調べることは大切です!!
当時住んでいたマンションの近くで一戸建てを建てようと、地元ハウスメーカーと1ヶ月半ほど話をするも結局は話はまとまりませんでした。
当時住んでいたところはラッシュ時には快速急行が数分に1本止まる乗り換え駅で駅周辺には大きなショッピングモールもあり、マンションは駅から徒歩9分という立地でとても便利なところでした。購入を考えていた地元ハウスメーカーの建築条件付き土地は駅から徒歩15分程のところにありました。土地の特徴は下記のとおりです。
地元ハウスメーカーの建築条件付き土地
- 1区画60坪で2300万ほど
- ひな壇造成で全区画南向きの土地
- 駅から徒歩15分ほど(バス停は近くになし)
- 風致地区で周りは静か
- 売り出してから1年ほど経っているが、売れたのは34区画中1件のみ
特徴についての疑問とその回答など
1.なんですが、ネットで周辺の土地相場を調べるとだいたい1900万ほどで相場
より400万ほど高い。なぜか?
⇒擁壁工事、地盤改良工事込の値段のため
2.は、ひな壇造成のため家の2階に上がれば、南向きの隣は屋根しか見えないため
日当たりも眺望もものすごく良かったです。
3.は、徒歩15分はギリギリ歩ける距離かな
4.は、当時住んでいたマンションが近辺なので静かなのは知ってます。
5.は、1年間で1件しか売れてないのはどうしてなのか?
⇒もう少し離れたところにも分譲地を販売しており、そっちの方から売れていって
るため
土地が高いと感じていたため値段交渉するも100万ほどしか下げてくれず、1年たってもほとんど売れていないというところに不安を感じ、その土地について調べていくとどうやら池を埋め立てた軟弱地盤だということがわかりました。だから、擁壁工事と地盤改良工事が高くついて相場よりも高いのだと・・・。なっとくです。軟弱地盤に家を建てたくないので、そちらのハウスメーカーとの交渉は終わりました。
ちなみに、下記のサイトで古地図を見ることができます。
みなさん、ご参考にしてください。
https://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/map/ymap4.html?data=history
エアロハスのお手入れ②
前回の続きです。
今回はエアロハス本体以外のお手入れです。
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⑥換気用床下プレフィルターのお手入れ
床下点検口の蓋を開け、中の収納容器を取り出すと基礎部分が出てきます。
![f:id:nicky1959:20190806235002j:plain f:id:nicky1959:20190806235002j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nicky1959/20190806/20190806235002.jpg)
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↓
床下点検口の近くに太いホースがあり、その先にフィルターがついています。
このフィルターに掃除機を当ててほこりやゴミを吸い取ります。
![f:id:nicky1959:20190806235041j:plain f:id:nicky1959:20190806235041j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nicky1959/20190806/20190806235041.jpg)
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フィルターは取り外すこともできます。
![f:id:nicky1959:20190806235111j:plain f:id:nicky1959:20190806235111j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nicky1959/20190806/20190806235111.jpg)
![f:id:nicky1959:20190806235119j:plain f:id:nicky1959:20190806235119j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nicky1959/20190806/20190806235119.jpg)
汚れがひどい場合は、ぬるま湯や薄めた台所用中性洗剤に浸して軽く洗い水ですすぎ、日陰で十分乾燥させます。
※ドライヤー等の熱による乾燥はしないでください。
※目詰まりがひどい場合はお手入れの回数を多くしてください。
⑦吹出し口のお手入れ
エアロハスの吹出し口は全て天井にあります。
ほこりを掃除機で吸い取ります。
ぬるま湯や薄めた台所用中性洗剤に浸した布で拭き取り、乾拭きします。
※お手入れの頻度は汚れが気になったらでいいです。
⑧温度センサーのお手入れ
温度センサーです。
柔らかい布で乾拭きします。
汚れがひどい時は、ぬるま湯か薄めた台所用中性洗剤を含ませた布をよく絞った状態で拭きます。
※センサーカバーの中に指や棒などを入れてはいけません。
※お手入れの頻度は汚れが気になったらでいいです。
エアロハスの直接関係しているところのお手入れは以上です。間接的に関係しているところは台所給気口、排気ファン(トイレの換気扇です)、基礎吸気口の3点がありますが、またおいおい書いていこうと思います。
まとめ
各所のお手入れの頻度
循環用ルーバー:6ヶ月に1度
エアコンのエアフィルター:6ヶ月に1度
HEPAフィルター:6ヶ月に1度
エアコンダストボックス:6ヶ月に1度
換気用床下プレフィルター:6ヶ月に1度
吹出し口:汚れが気になったら
温度センサー:汚れが気になったら
所要時間は30~40分程度でした。使用半年程度ではほとんど汚れていなかったため掃除機でほこりを吸い取るだけで十分綺麗になりました。きちんと6ヶ月おきにお手入れしていれば掃除機でのお手入れだけで十分だと思います。エアコンのエアフィルターはとくに自動でお掃除運転を行うため目視での汚れ具合のチェックだけで十分です。換気用床下プレフィルターのお手入れは床下収納(床下点検口)の近くに有るため、中の荷物をどかすのが少しめんどくさかったくらいです。
吹出し口と温度センサーは各部屋、各廊下にあるため一気にお手入れするとしんどいので、1ヶ月おきくらいに順番で各部屋の吹出し口と温度センサーのお手入れをしていくといいかなと思います。使用後半年経ってても吹出し口と温度センサーにほこりや汚れがあるようにはそんなに見えませんでしたので説明書の目安通り『汚れが気になったら』でもいいと思います。
エアロハスのお手入れは、パナソニックホームズの営業マンが言う通り楽チンです。